2018年4月30日月曜日

第8回関根バレエスタジオ発表会

第8回関根バレエスタジオ発表会

私の小学5年生になる長女が通っている関根バレエスタジオの発表会についての投稿です。

関根バレエスタジオは武蔵村山市にあるバレエスタジオです。

関根バレエスタジオ HP
http://sekine-balletstudio.com/

長女は3歳の時からひよこクラスに通い始め、気づけばもう7年ほどお世話になっています。

このバレエスタジオでは年1回ほどのペースで発表会と勉強会を交互に開催しています。

この発表会はパンフレットの写真にもあるように、市民ホールを利用して、一般の方も無料で観覧出来ます。

また、東京シティバレエ団などに所属する方もゲストとして毎回出演しており
とても華やかな発表会となっています。

スタジオに通う生徒さんは皆、この発表会を目標に練習に励んでいます。

我が家ではこの時期、このバレエ発表会が毎年の恒例行事となっていますが
今回は発表会の前日~当日の様子をお伝えしたいと思います。

前日の最終稽古

学校から帰って早々に、夕方5時~9時半まで市民ホールの会場で最終稽古です。

発表会が近づくにつれ、体育館などを利用した合同レッスンが増えていきます。

稽古はほぼ妻に付き添ってもらってます。

私も代わりに付き添ってやりたいのですが、子どもの髪結いや直しなどが出来ず
妻にいつも頼ってしまってます。。(私が髪結い覚えればいいのか。。)

発表会当日は撮影は一切禁止ですが、稽古とリハーサルでは一応撮影可能なので
稽古の様子はビデオに収めています。

発表会本番の様子は専門業者さんがビデオや写真撮影をしていますので、
スタジオを通して毎回DVDを購入しています。

今回の発表会に使う衣装

過去の発表会DVD

最終リハーサル

当日は 9:00 に妻と長女を会場に送迎。

控え室の様子は妻からの情報を元に書いてます。

会場に着いて間もなく化粧や衣装の着付けなどの準備を行います。

バレエスタジオに通う生徒さんとその母親の皆さんが協力して準備にかかります。
また、会場内での裏方としてもいろいろと係を割り当てられています。

本当に親子そろっての一大イベントです!

今回妻は、受付係とステージでの花束贈呈係を担当しました。

急ぎ準備を終わらせて、10時から最終リハーサルが始まります。

この最終リハーサルで各メンバーの立ち位置などや音響などのチェックを行います。

今回開催する発表会ですが、チャイコフスキーの「白鳥の湖」です。

「白鳥の湖」は第4幕まであり、いつもよりも長丁場の演目となっているため
今回の最終リハーサルも本番ギリギリまでかかりました。

リハーサル中の合間を縫って各自簡単なお昼などを取ります。

そんなこんなでバタバタしながらも本番は近づいていきます。

発表会

15:30に開場、16:00から開演です。
出演者の家族や友人たちが会場入りして客席も埋まってきました。


今回の「白鳥の湖」は第1幕から第4幕の4部構成になっており、1幕あたり30〜40分となり、幕ごとに休憩が入ります。

開演後の様子は撮影出来ませんので、パンフレットのあらすじとリハーサル時の写真から
想像を膨らませてもらえたらと思います。

第1幕




第1幕は以下のキャストが出演し、私の長女は「接待客2」として出演です。
・王子ジークフリート
・王子の友人の姫
・王子の友人たち
・王妃
・接待客1〜3

王子を中心にして友人や接待客が取り囲み、成人を祝福するように穏やかな音楽と踊りで彩られ、幕開けにふさわしいものでした。

パ・ド・トロワ(3人の踊り)や王子が友人の姫をリフトしているシーンが印象的ですね。

長女もソロパートの方たちに彩りを添えるように頑張って踊っていました。

第2幕


第2幕は、以下のキャストが出演し、長女は「小さい4羽の白鳥」で出演です。

・オデット姫
・王子ジークフリート
・悪魔ロットバルト
・小さい4羽の白鳥
・大きい4羽の白鳥
・白鳥たち

幕開けは皆さん一度は聴いたことがあるであろう「白鳥の湖」の代表曲ととともに
悪魔のロットバルトが登場します。

ターン♪ タタタタ♪ ターンタターン♫

言葉では伝わりにくいですね(^^; ですので↓こちらをご覧ください。


ロットバルトが去ったあと、白鳥狩りに来た王子がオデット姫と出会うシーンが
展開されます。

白鳥たちが王子とオデット姫を取り囲むようにして踊ります。

中心のいる二人の踊りも魅力的ですが、脇を添える白鳥たちも白い衣装が
とても綺麗です。

そして、この第2幕の後半に差し掛かり、長女の見せ場がやってきました。

小さい4羽による、コール・ド・バレエです。

コール・ド・バレエは「群舞、集団での踊り」という意味合いで、4人が
横一線に手を交差して繋いた状態で踊るものです。

4人がしっかり息を合わせないといけないため、技術的にも難しいと言われています。

4人は皆同級生で一緒にバレエをやってきた仲間なので、本番では息もピッタリでした。

こんな踊りまで出来るようになって、すごいなぁと感心したし、胸が熱くなりました。

無事にコール・ド・バレエを乗り切って、第2幕も終了。

第3幕


第3幕は、以下のキャストが出演し、長女は「ナポリの踊り」役で出演です。

・オディール(ロットバルトの娘)
・王子ジークフリート
・王妃
・道化
・王子の花嫁候補たち
・王子の友人
・スペインの踊り
・ナポリの踊り
・ハンガリーの踊り

王子の城の大広間で繰り広げられる舞踏会のシーンです。

舞踏会にふさわしい明るい音楽と踊りが繰り広げられていきます。

第3幕の見どころは、悪魔ロットバルトの娘、オデット姫に扮したオディールと
王子の踊りのシーンです。

軽快な音楽にのせてのオディールの連続回転の踊りは見事でした!

その後、オデット姫と勘違いした王子がオディールに愛を誓ってしまいます。

誓った瞬間、ロットバルトとオディールが悪魔の本性を現します。

王子はオデットを探しに城を出ていくところで第3幕が終了します。

第3幕では、長女は「ナポリの踊り」役として、タンバリンを持った踊りを
披露しました。

衣装も可愛らしく、タンバリンを持ちながらで上手に踊っていました。
最後の決めのポーズもしっかりと決まってました!

第4幕


第4幕は、以下のキャストが出演し、長女は第2幕と同様に「小さい4羽の白鳥」です。

・オデット
・王子ジークフリート
・悪魔ロットバルト
・小さい4羽根の白鳥
・大きい4羽根の白鳥

湖畔に戻ったオデット姫を中心にすべての白鳥たちが踊りを展開していきます。



壮大な音楽にのせてのコール・ド・バレエはとても印象的なシーンとなっています。

そんな中オデット姫を追ってきた王子が現れ、王子とロットバルトとの争いが
繰り広げられます。

将来を悲観したオデット姫は「現世で結ばれないのであれば」と湖に身を投げます。
王子もオデットの後を追って身を投げます。

死をも恐れない「真実の愛」によって悪魔ロットバルトもまた破滅へと向かっています。

苦しみ喘いでいるロットバルトが、白鳥たちに翻弄されながら最後のときを迎えます。

ロットバルトの破滅で一旦幕が降りますが、その後再び幕が開け、身を投じたオデットと王子が来世?で結ばれたところで終演。

とても綺麗で感動的なシーンでした!

今回初めてバレエ「白鳥の湖」を見ましたが、チャイコフスキー三大バレエという
意味を十分理解出来ました。これは本当に素晴らしい演目ですね!

フィナーレ

最後はキャスト全員で舞台に登場にフィナーレです。

長丁場に渡る舞台でしたが、観客の盛大な拍手がキャストたち、そして会場のスタッフや関係者に送られていたと思います!


終演後の写真撮影

最後はホールのロビーにて、出演者との写真撮影。

長女も駆けつけてくれたお友達にねぎらいの言葉をかけてもらってました。


毎年我が家の楽しみとなっている長女のバレエ発表会、如何でしたでしょうか。

舞台に向けた準備や稽古はとても大変ですが、発表会を成し遂げた喜びは何物にも
変えがたい経験だと思います。

これからも親として長女のバレエをサポートしていきたいと思います!


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