・4歳の息子と初めての二人旅
実家に帰るときは大抵家族でまとまって帰るのですが、長女と次女の稽古が重なってしまったこともあり、今回は息子と二人1泊2日で帰ることになりました。
更に今回はいつもの車での移動ではなく、電車での旅となりました。
息子はクルマと電車がとっても大好きなので、息子にとっても良い思い出になるだろうという事で電車旅をする事に決めました。
・今回の電車旅ルート
自宅の最寄り駅は、西武拝島線&多摩モノレールの二路線が交わる「玉川上水」駅から私の実家の最寄り駅である関東鉄道常総線の「黒子」駅となります。
息子は1歳8か月位に家族で富山の親戚に遊びに行った際に北陸新幹線に乗ったことはあるのですが、ぼんやりとしか記憶に残ってない感じでした。
たまに私は大阪出張などで東海道新幹線に乗る機会がありますが、そのたびに息子から羨ましがられていたので、せっかくなら新幹線に乗せてあげたいなぁと思ってました。
ですので、今回は行きのルートをこのように設定してみました。
玉川上水駅から立川駅(多摩モノレール)
↓
立川駅から東京駅(JR中央線)
↓
東京駅から小山駅(東北新幹線)
↓
小山駅から下館駅(JR水戸線)
↓
下館駅から黒子駅(関東鉄道 常総線)
・二人旅の様子
二人ともそれぞれリュックサックを背負って出発しました。息子は新幹線ドクターイエローがデザインされたリュックにお菓子とお気に入りのトミカとプラレールを詰めて、私は二人分の着替えとお土産を詰めていきました。
駅での移動では子供が疲れて抱っこなどをせがまれるだろうと思っていたので出来る限り荷物を軽量化していくことにしました。
まず最初に乗り込んだ多摩モノレール。もう息子はこの時点でルンルンです(笑)
多摩モノレール立川北駅で下車し、JR立川駅の中央線に乗り換えです。
ちなみに立川北駅から立川駅への乗り換えには、立川駅に新設された北改札口が一番近いのですが、この北改札から駅構内に入場すると、エレベーターが無いのがちょっと残念でした。
話を戻して、立川駅からは中央線の「青梅特快」という特別快速にタイミングよく乗れました。
中央線の車窓からは特急電車「かいじ」や「スーパーあずさ」などが通り過ぎていくのが見えたり、総武線が並走している様子を見て、息子は全然飽きることは無かったです。
たぶん長女や次女だったら暇すぎて飽きてしまってたでしょうね(笑)
40分弱ほどでJR東京駅に到着することが出来ました。
そしていよいよ東京駅から東北新幹線に乗り込みます。
東京駅から小山駅は、新幹線で40分弱となります。
新幹線自由席の切符を買って東北新幹線のホームに移動します。
ちなみに未就学児は指定席でなければ無料なので助かりますね。
ホームにはたくさんの新幹線が停車していました。
東海道新幹線だと「のぞみ」といったN700系統の新幹線しか見ることが出来ませんが
この東北新幹線のホームは、東北、北陸の新幹線が見れてとてもバラエティに富んでいます。
E5はやぶさ、E6こまち、E7かがやき、E3つばさ、Maxとき、などなど
息子はホームにいるだけでも大満足といった感じで、子供も大人も新幹線大好きな人にはたまらない場所ですね。
最初は東京~小山間を1つの新幹線に乗車しようと思ったのですが、なかなか新幹線に乗る機会もないし、急いで帰る必要もなかったので、一旦大宮で下車して別の新幹線に乗るプランに変更しました。
今回は東京~大宮間を2階建て新幹線「Maxとき」に乗車しました。
「Maxとき」は2020年で廃止となってしまう事がアナウンスされていたこともあり、まずはこの2階建て新幹線に乗ることにしました。
2階の自由席車両は幸いにもそこまで混雑しておらず、二人並んで窓際の席に座ることが出来ました。
東京から大宮までは25分ほどとなりますが、高い視点から他の新幹線や列車を見ていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。
大宮に着く直前には1階のフロアに移動してみて、1階と2階の景色を見比べることが出来ました。
大宮に着いたところで、ちょうど昼1時くらいになっていたので売店で駅弁を買ってホームでランチを取ることにしました。
食べている間もいろんな新幹線がひっきりなしに到着していてとても満足げでした。
お昼を食べたところで、大宮~小山間を乗車する新幹線は「なすの」となりました。
「なすの」はE5はやぶさと同型の緑色の車両です。
新幹線をテーマにしたアニメ「シンカリオン」の主人公が乗る新幹線もこのE5はやぶさとなります。
「なすの」の写真は撮れなかったのですが、実際にはやぶさに乗るのは初めてなのでMaxとき以上に嬉しかったようです。
こちらの車両は自由席がほぼ満席状態だったため仕方なくデッキで過ごす事になりました。
とはいえ大宮~小山は乗車時間が20分も掛からないので車窓から在来線の列車などを見ていたらあっという間に着いてしまいました。
新幹線の旅をもう少し続けてみたかったですが、それでも子供としては初めて東北新幹線に乗って旅の疲れも忘れてしまったようです。
小山からは、JR水戸線に乗り換えて下館駅へ向かいます。
この路線は私が高校時代の通学ルートとなっていたところで、駅も当時とあまり変わってなかったので懐かしい感じがしました。
水戸線に揺られて25分ほどで下館に到着です。ここまで来ると地元に帰ってきたなぁという実感がわいてきます。
電車旅の最後に乗る電車は、常総線のディーゼル車です。常総線は下館~取手間を結ぶ路線となり、基本は1両編成、最大で2両編成といった田舎の汽車といった感じです。
新幹線とはうって変わって、のんびりとした佇まいですが、昭和な感じというかレトロ感があって、ジブリ映画とかに出てきそうな雰囲気があるかもしれません。
最近だとドラマのシーンなどにこのレトロな常総線が使われることもあるようです。
下館駅から目的地の黒子駅は、太田郷駅という駅を1つ挟んだ場所となり、10分ほどで到着です。
駅に到着すると、上り下りの電車が待ち合わせを見届けて長い電車の旅が終わりました。
今回の電車旅では、JR、私鉄の在来線、特急、新幹線など20種類以上の電車が見れたのではないかと思います。
新幹線に乗れた事もよかったですが、電車好きな息子には本でしか見ていなかった電車を実際に見れてとても喜んでくれたと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿